ズワイガニの雌、セイコガニが人気の理由は?

ズワイガニには商品価値の高いオスガニと、比較的小さくて良い値段がつかないメスガニがあります。

普通ズワイガニと呼ばれるものは雌ガニで、獲れる地域ごとにブランドガニとして扱われ、有名なものが多いです。

京都、兵庫→松葉ガニ、福井→越前ガニ、石川→加能ガニ等

雌ガニにも一応地域ごとに名前がありまして、京都→コッペガニ、兵庫→セコガニ、福井→セイコガニ、香箱ガニ等と呼ばれます。

ちなみに、通常11月に解禁になるかにの中で、9月に解禁になる兵庫県香住の香住ガニは、

ズワイガニの種類の中で紅スワイガニと呼ばれる種類のものです。

ズワイガニの種類には最高級で比較的大きく数%しかいないバルダイ種、

一般のほとんどのずわい蟹であるオビリオ種、

そして香住ガニの紅ズワイガニの3種類に分かれます。

さて、せいこがにファンにはたまらない、特長・・・

サイズが小さいが為に、かにの王道から外れてしまっている?ような雌ガニには

どんな特徴があるのでしょうか?

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●雌ガニ漁は11月上旬から1月上旬までの短い期間でしか行えない

●産卵するようになると脱皮しなくなり成長が止まるためサイズが雄の半分

●雄ガニは一杯、二杯という単位で売られるのに対し、雌ガニは一箱、二箱など箱ごとで売られる

そして特筆すべきは、雌ガニでしか味わえないこと。

甲羅の中に赤い卵を抱えており、

カニの身とカニミソ、そしてこの卵を混ぜて食べると、何ともいえない濃厚な味になり、

雌ガニヘビーユーザーの間では、伝説の味になっています。

 

そして、雌ガニは雄のブランドかにと比べて、価格が安い、というのも大きな特長です。

福井県の黄色タグの越前がには雄のズワイガニ、

一方雌はセイコガニ、サイズは小さいですが、価格が安いし卵とかに味噌が楽しめる蟹です。