ズワイガニとタラバガニの特大人気セットをご紹介していますが、タラバガニについてのうんちく!?というは、美味しく「カニ満腹キング」になる為の豆知識をまとまています。
らっしゃいかに市場より。
カニ缶はタラバガニの一級品?
あまり知られていませんが、高級デパートの超有名カニ缶はズワイガニではなくタラバガニの一級品が使われている、との事です。
タラバガニはオスとメスでいろいろその特徴が違う点。
一般的に、美味しいのはオスとされていて、価格もオスの方が高めで、オスの方がメスより3割増しくらいが相場になっています。
ズワイガニも同様の事があり、カラダが一回り大きいオスの方が値段がつきます。
オスの方が値段も高くて美味しいと言われる理由。
オスはメスに比べて、サイズが大きくてボリュームがあること。
また、メスはどうしても卵を身ごもる時期があるのですが、その時期に自らの栄養を卵に奪われてしまうため身が痩せてしまい、味も落ちてしまうのです。
ただしカニそのものにも個人差がありますので、卵を身ごもっていない時期のメスであれば、オスと同じくらい身入りがよいこともあります。
また脱皮直後のカニはオスでもメスでも身入りがよくない傾向にあるので注意が必要です。
卵を抱えたり、脱皮だったり、カニ自身にエネルギーが必要になる時期には、栄養が外に出て行ってしまうと考えれば分かりやすいかもしれませんね。
そして上記の「オスの方が美味しい」という話は、カニの足や爪の部分を食べる場合において言えることなんで、実は部位によっては、卵を抱えたメスの方が、おいしく食べられる部位が存在します。
それが、「カニのふんどし」「カニのはかま」などと呼ばれる部分です。
これは、かにのおなかの三角形の部分のことで、市場に出回る時にはカニから取り除かれてしまっていることが多く、手に入りにくい部位ではあるのですが、漁師さんや料亭では、珍味として親しまれています。
また卵の部分のプチプチとした食感はやみつきになる方もいらっしゃいます。
タラバガニを選ぶ際は性別はもちろん、時期によって美味しい部位なども異なるので、しっかり吟味することが大切と言えます。
出典→らっしゃいかに市場